中国の中央銀行。人民元(CNY)の調整レート設定や外貨准備管理を通じて通貨幅に影響を与える機関。
PBOCの役割
中国人民銀行(PBOC)は中国の中央銀行で、人民元(CNY)の基準値(中間レート)設定、預金準備率、MLF・LPRなどの政策金利運営、外貨準備管理を担います。完全な変動相場制ではなく、毎営業日発表する中間レートを中心に上下2%の範囲でオンショア人民元(CNY)の変動を許容する管理変動相場制が特徴です。世界第2位の経済規模を背景に、PBOCの政策転換はアジア通貨全体に波及します。
日本のクロス円への影響経路
PBOCがMLF金利を引き下げたり預金準備率を緩和したりすると、人民元安が進みアジア市場全体のリスクセンチメントが悪化するケースが多いです。その結果、AUD/JPYやNZD/JPYといった資源国クロス円が数円単位で下落することがあります。1万通貨のAUD/JPYでクロス円が1円動けば約10,000円の損益変動になります。証拠金計算ツールで必要証拠金を確認しておきましょう。
注目すべき発表タイミング
PBOCの中間レートは毎営業日の北京時間9時15分(日本時間10時15分)に発表されます。LPRは毎月20日、中国PMIも月次で重要イベントです。中国元(CNY/CNH)、中央銀行、資本規制、通貨ペッグを合わせて理解することで、アジアセッションの資金フローを先読みしやすくなります。日銀決定会合と時期が重なる場合は特に注意深く監視しましょう。
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